2013年04月27日

洗脳を解く

 洗脳とSMは似ていると思う。SMは洗脳である、と言えるのではないか。催眠状態は非常に気持ちがいいものだと聞く。理性という枷がなくなるためだ。酩酊状態に近いだろう。アルコール依存症患者がいることを考えればSM依存にも納得がいく。

 そもそも、洗脳されやすい人間は依存傾向が強い。依存自体に心地よさを感じるならば、さらに快楽に堕ちる。性的快楽でさらに倍。恋愛依存でさらに倍。SMは非常に抜け出しにくい構造だ。DV夫から離れられない妻と非常に似通っている。

 私は催眠においてもっとも重要な才能はカリスマだと思っていた。しかし、どうやら共感能力のほうが重要らしい。共感。このブログでも幾度となく書いてきたものだ。自分のことを理解されている安心感は強力だ。カリスマでは距離が遠すぎる、ということだろうか。

 洗脳から抜け出すにはどうするか。
 ──良識を洗脳すればよい。

 洗脳を行っている者はそれによって利益を得ている。洗脳されている者は食い物にされている。どんなに洗脳者が滑らかな口調で洗脳しようと、その洗脳にはエゴがある。被洗脳者のエゴを取り除き、洗脳者が自分のエゴを植え付けるのが洗脳なのだから当然である。
 悪い洗脳は矛盾を抱えるため、良識で対決すればいともたやすく崩れる。

 被洗脳者が自分ひとりで洗脳に気付くことは稀だけれど、そのままひとりで洗脳が解けることはまずない。洗脳されやすい人は依存傾向が強いことはすでに書いている。つまり、自我が弱い。意志が弱い。力関係は洗脳者>被洗脳者であるから真っ当に対決しても勝てない。信頼できる第三者が必要だ。対決とは、文字だけの意味ではない。争いを嫌う被洗脳者の代わりに、洗脳者と戦うことができる明確な意思をもつ人間でなければならない。被洗脳者はそれをジャッジしなければならない。戦いに勝ったほうに従うのではなく、自らの意思で選ぶ。一時的に洗脳が解けても、自らの意思で良識を得られなければ再洗脳にかかる。再洗脳は以前より強力にかかる。そうなればもう逃げ出せないだろう。

 と、彼に向けて書いている。

 SMが悪いものだとは言わないけれど、歪んでいることは私の目からも明らかだ。真っ当な道を歩みたいなら踏み込まないのが吉。
posted by clown-crown at 02:11| パリ 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | グチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すごく納得のいく文章でした(*^_^*)
ツイッターでご紹介させていただきます。
Posted by pika at 2014年01月11日 15:50
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