2015年03月15日

画面が長いのは部屋の冷蔵庫のアスペクト比と同じにしたからです

 冷蔵庫がびっくりするぐらい反響ないですね。反響がないのもひとつの反響。
 製作秘話みたいなの語ろうかな、と思いました。

 公開したときにも書いてあるとおり、これはアンチ合成ゲームなんです。
 素材の数から組み合わせが何通りあるか調べて、ひとつひとつ合成して検証する。作業ゲーム好きな私でもそれはちょっとタルいです。レシピがあらかじめわかっていても、素材を集めるまでが大変だったりして、とかく合成ゲームは面倒くさい。
 そこで冷蔵庫です。
 素材の数は10種類。どれも簡単に好きなだけ手に入ります。作れるものは最初からレシピがそろっています。むしろこのゲームで気にすべきなのは、素材を持ちすぎてしまうこと。気をつけてくださいね。

 このゲームには自作絵を使っていません。独身男性の雰囲気を作りたかったからです。私の絵はかわいすぎますからね(まがお)。画面に色味が少ないのもわざとです。決して手抜きではないのです。
(──うん、まあ手抜きにしか見えないよね。最近のゲームはクオリティが高いからなあ。個人製作じゃちょっとやそっとじゃ追いつかないよ。その代わりといってはなんだけど、文字の一部を手書きにしている。ノートのようなぬくもりを感じてもらえたらいいな)

 脱線するけれど。いわゆる見やすいデザインというのは、あくまで一般的な人間にとって見やすいデザインであって、色盲の人には見えづらいものが多いらしい。色の効果を多用するからね。色味を使わずにわかりやすいデザインを作るのも、やる意義はあるのだ。

 閑話休題。
 写真を多用したのは、なんとなくメシテロしたかったからです。サブリミナル効果でお前を殺す!

 プレイヤと一体になってほしくて主人公には一言もしゃべらせませんでした。おかげでストーリ展開が作りにくいったらなかったです。クリアまで辿り着けた人がいるとは思いませんけれど、いたとしてもストーリの全貌はわからないでしょうね。
 そういえば小説でも私はそんな作風だったから、仮に主人公がしゃべったとしてもそこは変わらなかったかもしれない。
 いいんです。このゲームの肝は探索することですから。アイテムを手に入れるための探索はありませんけれど、プレイヤがこのゲームを進めるために探索するのです。本来のゲームのおもしろさって「そこ」にあるんじゃないかなって思います。どんなゲームなんだろう、というワクワク感。
 最近じゃゲームのジャンル分けがきっちりされていて、そのジャンルごとのテンプレートができあがってしまっている。だからはじめてのゲームでも既視感がある。わかりやすいけれど、新しさがない。ワクワクしない。期待通りのおもしろさがある。
 世の中は勝手に分かりやすい方向へ進んでゆきますから。たまには私みたいなのがいてもいいじゃないですか。

 この主人公はプレイヤである以前に、私です。生活ってやつは難しい。
 私はそんなに神経質じゃないですけれどね。賞味期限切れのものも平気で食べるし、食材が中途半端に残るぐらいなら3倍ぐらいまでは増量して料理します。

 あとはなんか秘話っぽいのあったかな。

 設定では主人公の両親は農家じゃないとか? 本当にどうでもいい話だな。反響のないマイナにすらなれないゲームの裏話なんて、誰も読みはしないさ。
posted by clown-crown at 00:47| パリ | TrackBack(0) | 製作日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする